積みゲー死亡遊戯

これは、頂上が見えない積みゲーの山に果敢にも登り続ける一人の男の物語である。

【映画】おつこのムービー・オブ・ザ・イヤー2017

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。おつこ(otsuko61)です。
マイペースに続けているブログですが、今年も好きなことを自由気ままに書いていきたいと思います。


さて、早速ですが昨年やり残していたことがありまして。
去年末に「おつこのゲーム・オブ・ザ・イヤー2017」として2017年にプレイしたゲームの総括を書いたのですが、2017年からはそれの映画版「ムービー・オブ・ザ・イヤー」もブログ記事にしようと思い、ゲームの方を書いた後力尽きそのまま年が明けてしまいました(笑)

今回選出しているのは「2017年に公開した作品」のみとしておりリバイバル上映や、16年末に公開していた映画を17年に見た作品は除外しています。

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去年見た映画一覧。私の趣味が現れていますね。


去年見た映画は21本。リバイバル上映や16年公開の映画を含めると24本くらいになるかな?2~3月辺りかなり忙しい時期が続いてしまって殆ど見に行けなかったのが心残りですが、見たい映画は大体見に行った気がしますね。

ムービー・オブ・ザ・イヤーなんて大げさなことを言っていますが、上記の画像の通り私が見る映画のジャンルは中々に偏りが激しいので、ああおつこってこんな映画好きなんだなというような気分で読んでいただけたら幸いです。

 

 

おつこのMOTY2017 ピックアップ作品

ひるね姫 ~知らないワタシの物語~

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ひるね姫、予告からは想像できなかったなという作品。主人公の女子高生が見る夢と現実がだんだんとリンクしていって、双方に影響していく…というSFファンタジーですが、映画のクライマックスは完全にパシフィック・リムのような展開に。いやいや予告そんなんじゃなかったじゃんなんで!?「君の名は」的なアニメ映画じゃなかったの?!ってなりました。正直色々詰め込みすぎて脳内の処理が追いつかなかった作品なんですが、高畑充希ちゃん演じるヒロインが可愛いのでもうそれでいいかな(笑)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

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前作以上にテンションが高い映画で、この手のノリが好きな人にはバッチリハマる作品だし実際私もオイオイ泣きながら見てた記憶があります。そして真のヴィランはエゴだったという意表をついた展開。というか私は想像してなかった展開になるのが好きなのかもしれませんね。スキが無い映画でとにかく最高だったのですが、2作連続で主要キャラを退場させて感情揺さぶらせるのはどうなんだろう。流石に3作目は…ないよね?

バイオハザード: ヴェンデッタ

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バイオハザードのCG映画シリーズは全て見ているのですが、このヴェンデッタは一番面白いと断言できます。呪怨シリーズの清水崇が参加しているからかホラーパートはしっかり怖く、後半のアクションパートは笑っちゃうくらいにキレッキレでしたね。バイオキャラってゲーム内でも完全に人外じみた身体能力になってきていますが、それを逆手に取って人外アクションに振り切ったらこうなる…というような作品です。バイオフリークは是非見て。

ワンダーウーマン

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DCエクステンデッド・ユニバースの方向性を確実に変えた作品ですね。今までは重厚でシリアスな内容ばかりだったDC作品でしたが、ワンダーウーマンはユーモアもあるしアクションも痛快。そしてなんといっても青空がある(笑)盛り上がり自体は中盤が最高潮でそれ以降は下降気味ですが、ラストのシーンは涙なしには見られなかったです。あとやっぱり、テーマ曲が流れた時のテンションの上がり方は反則ですよ。あれ流せばどうにでもなっちゃう感じがズルい!

マイティ・ソー バトルロイヤル

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コレを見終わった時に「とんでもないマーベル作品がまた一つ爆誕した…」と。作品のノリとしてはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーアントマン寄りにシフトしていて、終始笑いが絶えないような展開なのですが、ストーリーはアベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン後のソーとハルクをしっかりフォローしているという恐るべき作品。マーベル・シネマティック・ユニバースの中で個人的ベストを決めるとなったら、コレしかないしょうね。テンション最高潮の状態で流れる「immigrant song」は脳内が完全に麻痺して笑うしかありません。

全員死刑

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大牟田4人殺害事件」という、実際に起きた事件を題材とした「我が一家全員死刑」を原作にした作品なのですが、この作品共感したら自分もあの人殺し家族の仲間入りをしてしまうのだろうか。人殺しの気持ちが分かるのか。映画自体は面白おかしく描写している部分が多いですが、実際に起きた事件。そう考えるとゾッとします。面白いと言って良いのかわからないけど、面白い作品でした。主演の間宮祥太朗くんの演技も凄まじく、殺しを重ねてもう後戻りはできなくなり、狂っていく感じが素晴らしかったです。

ガールズ&パンツァー最終章 第一話

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全六話で構成されるガールズ&パンツァー最終章…その第一話は日常パートの描写がメインだったのですが、それだけなのに面白くできるのは流石としか。今までになかった演出をたくさん取り入れられていて、ガルパンぽくなかったのはわざとなのでしょうか。今回から登場する新キャラも非常に魅力的に描かれており、第二話以降も楽しみになりました。ところでこれ…いつ完結するのかな…半年に一本でも三年かかるけど…


2017年トホホ映画はこれだ!

ゲームと同じく、やっぱり選ばないと…ダメダメだとは言わないし面白くなかったワケじゃないけど、もう少しどうにかならなかったのか作品を。

シンクロナイズドモンスター

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アン・ハサウェイと怪獣がシンクロして暴れまわるぶっ飛びコメディ!かと思いきや、実は結構なシリアス寄りの人間ドラマに変わり…終盤はサイコホラー踏み込んだような展開まである。映画見るまでは良い邦題だな!なんて思っていたのですが、実際見た後はこのポスターからは想像ができないシリアスさで「うーん…」と。かなり人を選ぶ映画だと思いましたし、個人的にはあまり刺さらなかったですね。ラストの展開は凄い好きですが、あの展開含めて女性に向けた映画なのかなーとも思いました。一緒に観に行った人はよく分からんと言っていましたけどね(笑)

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

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フォースの覚醒から始まった新しい三部作、今回はその二作目。前作が過去スター・ウォーズシリーズを最大限にリスペクトした画作りをしていると思っていましたが、最後のジェダイ「今スター・ウォーズを撮るとこうなるよ」というような作品でしたね。ただ映画としては非常に面白かった反面、スター・ウォーズの作品群として見るとどうなんだという複雑な気持ちに。凄い良い部分と凄いダメな部分が入り乱れて混沌とした映画になっているんですよ。このキャラこんな性格だった?と首をかしげるところもあったし、過去作のキャラの扱いが雑な部分もあったりと正直イラっとしてしまいました。

もちろんグッとくるシーンもあるんですよ。特にあの人とあの人が共闘するシーンなんて今までにないような展開で唸ってしまいましたし。あのキャラクターが出てきた時は予想してなかったのでビックリしました。

スター・ウォーズは世界中に沢山のファンが居るし、そのファン全てが満足できるような作品を作ることも難しいと分かっています。今回のスター・ウォーズに関しては私は満足できなかった。それだけです。だからと言って見るのを辞めるわけじゃないですからね。レイは最後どうなるのか、カイロ=レンはどうなっていくのか。次のスター・ウォーズも楽しみにしています。


おつこのMOTY2017はこの作品

色々書いてきましたがいよいよ2017年最高の映画の発表です。



新感染 ファイナル・エクスプレス

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韓国産のゾンビ映画「Train to Busan」が公開される、ということ自体は日本公開よりも前に知っていて予告編も見ていたので日本でも公開しないかなーなんて思っていました。時は経ち、なんかふざけた邦題の映画だなと予告編を見てびっくり。これ「Train to Busan」じゃねえか!!!と。なんでこんなB級丸出しな邦題にしたんだよと怒り心頭だったのですが、映画を見てからはそんなことどうでも良くなりましたね。

とにかく衝撃的でした。ゾンビパンデミックモノの映画は色々見てきましたけど、一線を画する作品です。高速鉄道の車内で起こるゾンビパンデミックという逃げ場のない設定が起こす緊張感が物凄いんですよ。普通に考えて助かりようが無いじゃないですか。何もかも容赦なく、フラグをバキバキと折っていくんですよ。映画見ながら「もうやめてくれ!助けてやってくれ!」と叫びたくなるくらい。

ゾンビ映画といえば人間模様も必須項目だと思いますが、こちらもバッチリ。この手のジャンルで一番怖いのは人間といいますけど、やっぱりクズみたいな人間が出てきます。自分だけが助かればいい、他の人なんてどうでもよい…なんだかセウォル号沈没事故」で真っ先に逃げた船長を想起させる人物もいますが、恐らくこれは意図したものなのかなぁと感じました。

ラストに繋がる展開も完全に読めなく、どうなってしまうのかと思っていましたが感極まって号泣。2回も。この2回は強調します。2回号泣しました。理由は是非映画を見て下さい…今月ブルーレイ/DVDが発売予定となっております。邦題はヘンチクリンですが、映画の内容は本当に素晴らしいです。ちなみにこの映画の前日譚となる作品「ソウル・ステーション/パンデミックもありますが、こちらは時間の都合がつかず劇場で見ることができませんでした…こちらも今月DVDが発売するということなので購入するつもりです。


いかがでしたでしょうか。
今回ピックアップしなかった映画も本当に面白いものばかりで選ぶのに悩みました。特に銀魂ね…今更だけどこれ別で感想記事書いても良いかな…頭おかしい映画なので(笑)
この企画は今年もやっていきたいと考えています。素敵な作品に出会えると良いなぁ!


今日はこの辺で。
また次回!