【映画】「祈りの幕が下りる時」を見てオイオイ泣いてしまった話。
新参者シリーズ殆ど見てなくてもこんなことに…
お世話になっております。おつこ(otsuko61)です。
前回はマーベル インヒューマンズの先行上映とジオストームを見てきましたが、3連休の間はもう一本映画を見てきました。
「祈りの幕が下りる時」
新参者シリーズの最新作であり完結編となる「祈りの幕が下りる時」、両親がこの作品のファンということもあって映画館に連れていきました。私自身は新参者シリーズはどれも未見で、小説も未読。阿部寛が出てる刑事モノのドラマくらいの認識しかなくて、まさしく私が新参者だったわけですが…そんなリアル新参者が見ても十分に楽しめる作品でした。
先程も書いたとおりシリーズはどれも未見だったので、この映画だけで楽しめるだろうかとちょっと不安だったのですが、事件は映画内で始まりそのまま完結するということもあって全くの初見でも話に理解できる作品でした。プロローグの馬鹿丁寧に説明するテロップ連発はちょっと疑問に思いましたが、本筋が始まるとグイグイと引き込まれる展開の連続で目が離せません。後半の展開も今までの伏線が一気に収束していく感じが見事で思わず唸ります。
見どころも色々ありましたが、個人的には浅居博美を演じる松嶋菜々子の血気迫る演技は注目すべきだと。美しさの中に狂気が見えるような演技が素晴らしかったです。こんな演技ができる女優さんだったなんて。全てのネタが明かされる終盤では涙腺が爆発。全てがお互いを思うがこその結末。親子の絆の悲しき宿命に嗚咽が出るほどに泣いてしまいました。
新参者ってシリアスなノリの作品なのかなーと勝手に思ってたんですが、加賀恭一郎が結構ユーモアあふれる性格で劇中にはクスリとくるシーンもあって意外な発見でした。新参者ってこういう作品だったんですね。人形焼が食べたくなりました(笑)
それでは今日はこの辺で。
また次回!