【映画】「シェイプ・オブ・ウォーター」と「劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!」を見たよという話
お世話になっております。おつこ(otsuko61)です。
映画館へ頻繁に見に行くようになったのってここ2~3年前からなんですけども、自分でもどうしてそうなっていったのか分かってないんですよね(笑)その年はたまたま見たい映画が多くて、全部追っかけていったら映画館に行く頻度が上がり…色々な予告を見るたびにあれも見たいこれも見たいとなっていって、そのまま定期的に通うようになっていったのが始まりだったんじゃないかなと。
逆にDVDやブルーレイで殆ど見ないんですよね。しかも見たくて買っているものも多数あるのに。映画館のあの大きなスクリーンで見ることに意義があると無意識に思っているんでしょうか…って前にも同じようなこと書いたかも。
ということで先日はこの2作品を見てきました。
まずはこちら。
「ミミック」や「ブレイド2」、日本では「パンズ・ラビリンス」や「パシフィック・リム」が話題になったギレルモ・デル・トロ監督の最新作。政府の研究所で清掃員として働く女性イライザが研究所内に運び込まれた不思議な生き物を目撃し、彼女の生活は一変。彼にだんだんと心奪われていく…という少し変わった恋愛映画。もし怪物に恋をしたら…というようなストーリーになっています。
私は恋愛映画なんてめったに見ないのですがデル・トロ監督の作品ということで観に行ったワケなんですけれど…とても「良い映画」でした。面白いとか面白くないとかいう括りにできないんですよね。ストーリー自体は意外な展開も特になく、言ってしまえば普通な作品でしたが、劇中で描かれる全てのシーンが恐ろしく綺麗なんですよ。全編に渡りダークで重々しいし、性描写や暴力描写なども非常に生々しいと感じましたが、世界観の作り込みが素晴らしく、美しいんです。
イライザも凄い美人というワケではないのに、とても魅力的に見えてくる。半魚人のビジュアルも美しいし、研究所内のスチームパンク的なインテリアも素敵。音楽もこの世界観にバッチリ過ぎたし、シェイプ・オブ・ウォーターは見惚れてしまうところが多すぎるんです。濃い。見終わった時にはもう精神的に疲れてしまってグッタリ…それだけ作品にのめり込んじゃいましたね。だからこそ面白い!だけでは括れない不思議な作品だなと。
しかしかなり人を選びますよ。アカデミー賞作品賞取ったからーとか恋愛映画だから行ってみるかーと軽い気持ちで観に行っちゃいけない気がする(笑)逆に興味がある人は是非見て欲しい。本当に素晴らしい作品です。個人的に今年のベスト映画暫定1位ですね…!
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続いてはこちらの作品。一本目とは全然ジャンルが違いますがまとめて書いちゃいます(笑)
昨年の12月までテレビ放映していた「ウルトラマンジード」の劇場版最新作。全宇宙の知的生命体を消去しようとする巨大人工頭脳ギルバリスに、ウルトラマンジードが立ち向かうというTVシリーズ最終回後のストーリーが描かれています。本編にも登場していたウルトラマンゼロの他にもウルトラマンオーブとジャグラス・ジャグラーもゲストとして登場するという非常に豪華な作品。ジャグラー好きの私としては見ないという選択肢は無かったです。
本作はアクションに定評のある坂本浩一監督ということもあってか、特撮パート以上に生身のアクションシーンがかなりキレッキレで見応えがありました。あれだけでご飯3杯はいけますよ…あと個人的な見どころとしてはジャッキー・チェンのものまねで人気が出始めたジャッキーちゃんが出演しているのも見逃せませんね。あ、いや好きなんです。ジャッキーちゃん。子どもたちは誰だこのおじさんと言わんばかりにポカーンとしてましたが(笑)
ジードの話ではあるものの、過去作品とのミッシングリンクを埋めるといった意味では非常に重要な作品となっていました。今作のキーアイテムとなっているギガファイナライザーの関係も面白いなと。ウルトラマンジードがウルトラマンベリアルの息子だからこそ引き立つ展開でしたね。オーブ大好き勢の私はギャラクトロンの謎が時空を越えて判明するのは震えてしまいましたし、「大怪獣バトルウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」で初登場したギガバトルナイザーの新事実も明かされてビックリ。ここにきて複数作品で謎のままだった伏線が回収されるとは。
実はウルトラマンゼロの黒幕が登場したのでは?とも解釈できる劇場版ウルトラマンジード、ゼロシリーズを追っかけていた人にも見て欲しい作品ですね!
というわけで今日はこの辺で。
また次回!