【ゲーム】長期開発3タイトルの「卒業」について
お世話になっております。おつこです。
去年のゲームニュースって例年以上に盛り上がった年だと思うんですよ。何が良かったって、いつまでもゲーム雑誌の発売予定タイトルのところに君臨していて、永遠に出ないんじゃないかと思われてた長期開発タイトルの発売日が発表、実際に発売されたことですね。しかも3タイトル全部。
ファイナルファンタジーXV
人喰いの大鷲トリコ
仁王
この3タイトルはPlayStation3が新ハードととして発表された時から存在が知られていたタイトルなわけでして。発売まで10年かかるっていうのは日本のゲームでも異例な事ですよ。基本的には発表から数年してリリースするのが当たり前というか。それに開発側のモチベーションを保つのも非常に大変だと思っているんですよね。同じもの作り続けるって言葉にするのは簡単だけど、実際自分やっている仕事で同じようなことになったら…正直できる自信はないですね(笑)
この3タイトルは色々と乗り越えてきてココまで来てすごいと、いちゲーマーとして感じます。
また、これだけ年数が経っていると気になるのが「コンセプトが変わる前の遊び」についてですよね。トリコに関しては昔から変わっていなさそうな雰囲気ですが。あとトリコは私が未プレイなんで紹介があっさりですごめんなさい。
ファイナルファンタジーXVは元々「ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII」として開発されていたものでしたが、色々あってナンバリングタイトルに変更となりました。
私も過去に冗談で「一向に出ないヴェルサスはFF15に変わるんじゃね」なんて言ってましたがホントになってしまって(笑)
ただヴェルサスのPVを見ると、遊びの根幹の部分ではブレているようには見えませんでした。恐らくそこだけはブレないように守ったのではと感じます。有名タイトルの性で色々と言われていますが、私はきっとヴェルサスのままでも面白いと感じていたと思います。私はそれだけこのファイナルファンタジーの発売を待っていたんですよ。
そして日発売になった仁王ですが、実はコレが開発期間が長い。12年ですよ。確かPS3がまだ次世代PlayStationとしか発表されてなかった頃からの制作発表だったんですよね。最初はRPGとして開発されていたと記憶しています。PVを比較してみると…
2005年E3トレーラー
2017年ローンチトレーラー
何があったんだレベルで違いますねコレ(笑)インタビューを読む限りでは本当に開発が難航していた様子が伺えます。ただ、主人公が外国人であるというところだけはブレないようにしたということです。結局仁王は「戦国死にゲー」として落ち着いたわけなんですけども、RPGとして開発されていたときの仁王も逆に気になってきます。ちなみに仁王は購入済です。久々の高難度ゲームですが果たして心折れずに最後まで遊べるか…!
このような長期開発タイトルって日本のゲーム業界では特例だと思っていて、今後出てくることも無いんじゃないかなと私は感じています。これらを開発していた時代と比べて今は技術はどんどんと洗練されているし、なにより同じことにならないよう開発者側も気をつけているでしょうし、会社側も継続を許すことはないでしょう。どのタイトルもそれぞれ大手のゲーム会社だったからできたことではとも考えます。FFXVも国産タイトル離れしたビジュアルを見せつけてくれたし、仁王もココ最近では少なくなった戦国ジャンルのアクションゲームの新境地を切り開いてくれました。
こうしてこの3タイトルはめでたく発売という卒業の時を迎えました。
本当に無事に発売してくれてありがとう。ありがとう…
(トリコいつやろう…)
それでは今日はこの辺で。